一緒に星を見ませんか

神奈川県横須賀市の佐藤です。
小学校4年生の時に横浜天文研究会の前川先生と出会い、天文学に興味を 持ちました。
学生時代は暇も体力も有り余っていたのですが、お金がないことと、まだ 当時は望遠鏡の値段が高く、8センチクラスの屈折(当然、アクロマー ト)と10センチの反射を持つのが精一杯でした。
30代後半になって、やっとの思いで横須賀の田舎に天体ドーム付きの家 を持つことが出来ました。
2.5メートルドームですから、3人程度で一杯になってしまいますが、 それでも屋上のテラスに双眼鏡を並べて市民観望会を開いています。 7年間で延べ550名の方に星空を案内出来ました。
この模様は積水ハウスの「きずな」の最新号に載っていますし、外務省作 成の海外テレビ局に配信される「日本紹介ビデオ」3月号に紹介されま す。

さて、最近思うことがあります。
「時間・体力・好奇心がある時にはお金が無く、多少のお金が出来たとき には時間・体力・好奇心は無くなってきています。この矛盾を無くすに は、若い世代に天体観測機材を開放することだ」と。

自宅の屋上に設置されている施設であるので、それなりのルールを守って くれる人には、時間を調整して施設を使って貰おうと思っています。
勿論、天文観望会への参加希望でも結構ですし、少人数の観測会でも良い と思います。近くの方で機材を持っていない方、天文に興味を持っている 方は、ぜひ一度連絡して下さい。
なお、3月下旬からヨーロッパへ家族旅行に出かけるので、4月中旬頃か らの運用となります。

仕事で行くサハラ砂漠の星空やNZ・マウントクックでの星空は本当に素 晴らしいです。星を友にすると、どの国へ行っても淋しいときには安らぎ を与えてくれます。
NY12年在住の経験のあるUAのスチュワーデス(日本人)も同じ事を 言っていました。「辛いときに星が慰めてくれた。星と友達になっていな かったならば、NYから笑って帰国出来なかった」と。 星は本当に素晴らしい友達です。

連絡先:横須賀市平作
    佐藤 博
e-mail : mr.hiroshi.sato@nifty.ne.jp